認知症は初期が肝心です。すぐに受診してください。
最近では、初期症状の時点で治療を開始すれば、
進行を遅らせることができるということが、わかってきました。
初期症状に気づくことができるのは、ご家族です。
早めの対応を心掛けることが大切です。
認知症の初期症状
初期症状を最初に気づくのは、一緒に過ごすご家族です。
ご家族からの「気づきのきっかけ」をご紹介します。
●同じことを何度も言ったり、聞いたりする
●物の名前が出てこなくなった
●置き忘れや、しまい忘れが目立つ
●時間や日付が不確かになった
●以前はあった興味や関心が失われた
●「盗まれた」「勝手に何かをされた」と騒ぐ
他にも「身だしなみに気を遣わなくなった」「だらしなくなった」
「片付けられなくなった」「今まで出来ていたことができなくなった」
という症状から気付かれる方もいらっしゃいます。
このような症状に気づいたら、早めに受診してください。
認知症で大切なこと
最初は「年のせいかな」と思ったり、
本人やご家族が認知症であることをなかなか認められなかったりして、
治療が遅れてしまうことがあります。
事件や事故の原因となることもありますので、
早めの受診、早めの治療開始がとても大切です。
●気づいたら早めに受診してください。
●診断は検査より病気の経過が大切です。
●認知症には色々な原因があり、それぞれに治療法が異なります。
●一人で考えず人に相談しましょう。
検査内容
●物忘れテスト
●血液検査・画像診断
●MRI検査