頭痛には、大きく分けて、慢性的な原因のない「一次性頭痛」と、
くも膜下出血や脳腫瘍などのような原因のある「二次性頭痛」があります。
1.一次性頭痛
●脈打つようなズキンズキンとした痛み
●吐き気をともなう
●光、音、においに異常に敏感になる
●動くと余計ひどくなる
●ある一点だけが刺し込まれるように痛く、触られると激痛が走る
●突然、目の前にキラキラした光が見えたり、目が見えにくくなる
●片方の目の奥がえぐられるように痛い
●痛い方の目から涙が出たり、鼻が出たり詰まったりする
●長い間、ひと月に10~15日は鎮痛剤を飲んでしまう
2.二次性頭痛
代表的なものにくも膜下出血、脳動脈解離(血管が裂けること)、
脳腫瘍、髄膜炎などによる頭痛があります。
以下のような症状がありましたら、すぐに受診してください。
●今までに経験したことがない(普段と違う)頭痛
●手足のマヒやしびれ、言葉がうまくしゃべれない、
ものが二重に見えるなどの神経症状を伴う頭痛
●けいれんを伴う頭痛
●意識障害を伴う頭痛
●高熱を伴う頭痛